千葉県千葉市市長熊谷俊人氏を支持します
先日書いた、この記事の話が再びTwitterで話題になっていた。
相変わらず、熊谷俊人氏(千葉県千葉市市長)のTwitterアカウントに、この件に関して「貴方のやった事は表現規制だ」というリプライが飛んできているらしい。
規制に繋がるような「提案をしただけ」。そしてミニストップが「自主的な営業判断」を下したと。
— 藍月要@異世界物理3巻11/30発売 (@kaname_aizuki) 2017年12月7日
本当に反吐が出るやり口。最悪。こうやって言葉は殺されていく。規制じゃない、圧力じゃない、そっちの自主規制でしょ? って
https://t.co/aN4neflNiV
行政側から要望を出されようと、ミニストップ(株)及びイオングループにとって、それが売れ行きの良い商品・売れている商品であるのならば、ミニストップ(株)及びイオングループは「此方にとっては売れている商品ですので、市民から要望が出ていたとしてもお断りします」と要望を突っ撥ねる事が出来る、この件に関してミニストップ(株)及び、イオングループはそういう立場だった。
しかし、ミニストップ(株)及び、イオングループは「売れていない商品だから」売り上げ停止を決定した。
この問題が「表現規制」だと言うのであれば、やはり、批判されるべきはミニストップ(株)及び、イオングループだ。
しかし、この問題を「表現規制」として捉えている人は理由を付けて頑なにミニストップ(株)及び、イオングループに矛先を向けようとしない。
おそらく、彼らは本能的に解っているのだろう。ミニストップ(株)及び、イオングループはどれだけ批判した所で批判を物ともしないという事を。
「売れないので取り扱い停止しました」というのは錦の御旗に近い程効果のある一言だ。
取り扱いの再開を願うならば、売り上げに繋がる事を確約させなければならない。
この、"確約させる"というのが意外と難しい。口で言うだけでなく、実際に行動する事を誓い、その誓いを破った場合はペナルティを負うと言うのが、世間一般で言われる所の「確約」だ。
例として言うならば、「取り扱いを再開すれば今までの〇倍の量購入する」等の旨を誓約する公正証書を交わし、交わした公正証書に記載した事項を遵守する等すれば良い。
「表現の自由」を守るために取り扱いを再開させたいのであれば、そのぐらいの覚悟は有るだろう、しかし、この問題を「表現規制」と捉え、熊谷俊人氏を批判している人々には、そうした行動を取る者がいない。到底、「表現の自由」を守る覚悟が出来ているとは思えない。
そんな人達に向けた熊谷俊人氏のツイートがこちらだ。
「言葉が殺される」という言葉に酔っているだけでは?
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年12月7日
健康都市を目指す中でコンビニに「塩分や糖分の高い商品にその旨のポップを出す等できませんか」と提案し、あるコンビニが「健康志向でいくことを内部検討していたので該当商品を取り扱わないようにします」という類の話ですよ。 https://t.co/OreUrnwGJ8
ミニストップの成人誌の件、「表現の自由」との美名の下に崇高な戦いと信じている方が一部いるのですが、商品を陳列するのは販売側の自由であり、行政が市民の意見や政策に基づき、民間に協力を求めることも何ら表現規制にはあたりません。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年12月7日
この件が端緒になって最終的には表現の自由が侵される懸念を表明することは自由ですが、この件そのものを表現規制と言う人はさすがに拡大解釈過ぎで、逆に「表現規制」の言葉が軽くなるのではないかと心配します。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年12月7日
その「市民の意見」とやらが偏っている(≒間違っている)、って話なんだがねぇ。
— アムネシア (@amnesia828) 2017年12月7日
規制を好む側は、自分たちは正しい、と「自由」を振り回すけど、
それこそが、自由に対する圧力であることは認めたくない(認めることが出来ない)んだよね。 https://t.co/I56Inyn7lK
「偏っている」「間違っている」と信じて疑わない時点で宗教ですよね。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2017年12月7日
市民の意見を受けて民意を代表する議会で質問があり、行政で対策費が予算化され、議会承認。市民アンケートでも対策を求める側が多数。市民意見と民主主義の正当な手続きを経ていることくらいは認めましょう。 https://t.co/V92j8jIOs9
熊谷俊人氏のツイートは、全くもって同感だ。
この問題を「表現の自由」の問題であり、「表現規制」であると考えるのならば、批判を向けるべきはミニストップ(株)及び、イオングループである。
本来批判を向けるべき所(ミニストップ(株)及び、イオングループ)に批判を向けず、叩き易い所(千葉県千葉市市長熊谷俊人氏)を批判している人々に問いかけたい。
「貴方達の掲げる「表現の自由」とは、叩き易い所を叩き、本来批判すべき所を批判しない行為なのでしょうか?」
前の記事にも書きましたが、改めて書いておきます。
名無しの写真家は、「ミニストップ(株)の成人向け雑誌販売中止騒動」に関して、熊谷俊人千葉市市長を支持する事をここに表明します。
名無しの写真屋 拝