議員にもいろいろいる

日本には様々な人が居る。一般的な社会で生活するための常識の備わっていない人も中には存在する。

この議員は、おそらく…そういう常識の備わっていない人の代弁者として議会に出ているつもりなのだろう。

喉あめ服用で懲罰動議可決 子連れ騒動の熊本市議会

2018.9.28 22:44

喉あめをなめながらの登壇、是か非か-。28日に開かれた熊本市議会の定例会本会議で、乳児を連れて議場に入り騒動となった緒方夕佳市議(43)が喉あめを口に含んで請願を巡る質疑をしたことに、批判の声が上がった。議事進行が約8時間止まって紛糾。市議会は同日、謝罪を拒んだ緒方市議への懲罰動議を、本人を除く全員の賛成で可決し、議会から退席させた。

緒方市議は取材に「数日前から体調を崩しており、発言中にせきなどで迷惑を掛けないよう服用した。弁明の機会も与えられず、退席の懲罰は残念」と語った。

市議会事務局によれば、議場での市議の飲食について定める規定はない。だが、批判した市議らは「議会の品位を重んじなければならない」とする議会規則に抵触したと主張している。

傍聴していた同市の無職女性(76)は「民間企業でも、喉の痛みやせきがあれば、のどあめを服用して人前で話すこともある。質疑を止めるほどのことでは無いのでは」と語った。

本会議に出席した大西一史市長は閉会後、報道陣に「あめをなめながらの質疑は、社会人としてあり得ない。非を認める姿勢も必要」と述べた。

緒方市議は昨年11月、「(育児と仕事の)両立に悩む多くの声を見える形にしたかった」との考えで、生後7カ月の長男を連れて議場に入り、議事進行を遅らせたとして厳重注意を受けた。

(引用元:産経新聞

そういう常識の備わっていない人にも投票権はあるのだから、そういう層の支持を集める議員が存在するというのも何もおかしい話ではない。

 

議会という改まった席に出るのならば、一般的には、のどの調子が悪ければ事前に咳止めや痛み止めを飲んで出席するのが筋だろう。

「民間企業でも~」とあるが、議会という場では発言時間や発言の順番等はある程度予(あらかじ)め決まっていて、事前に通達されていたりもする。

事前に通達されているのだから、それに合わせて咳止めや痛み止めを飲んでおけばよい。

そういう事をしなかった、この議員の議員としての仕事意識の低さ、社会常識からかけ離れた認識に呆れざるを得ない。

 

だが、こういう議員はこういう議員で「仕事意識の低い庶民」「社会常識からかけ離れた庶民」から支持されるのが日本の政治の仕組みの良い所でもあり悪い所でもあるという事も忘れてはならない。

 

名無しの写真家 拝名無しの写真家 拝