参院選に思う事(2019/07/07)

参院選に思う事

7月4日に、第25回 参議院議員選挙 の公示が行われ、Twitter上ではここ数日、色んな政党・色んな候補の支持者が「是非〇〇党に投票を」「□□(候補者名)に投票を」「××党には投票しないで」「●●(候補者名)には投票しないで」等が流れている。

(3:00 PM - Jul 7, 2019)

Twitterが普及してから、ここ数年の選挙ではよく見かける光景ではある。
ただ、そういった光景を見ていてふと思う事があった。

(3:00 PM - Jul 7, 2019)

 

どの政党・候補者でも、投票を呼び掛ける人はその政党・候補者の良い所を
投票しない様に呼び掛ける人は悪い所をツイートで書いている。

選挙だからそれは当たり前なのだろう。

(3:00 PM - Jul 7, 2019)

 

当たり前だからこそなのかも知れないが…。
そういう呼びかけをしている人達のツイートを見ていると、うんざりしてくる。

そこで、ふと気付いた。
うんざりしてくるのは何故なのか。

(3:00 PM - Jul 7, 2019)

 

「推し政党・候補者の良い所」「対立政党・候補者の悪い所」ばかりを皆ツイートしているからだ。
要は悪口合戦になっている。

これは今の国会がそういう物だから支持者もそうなってしまうのだろうと思う。

(3:00 PM - Jul 7, 2019)

 

そう考えると、若者(20代前半世代)の投票率が伸びないのも納得の行くものがあると思った。

何故か?

悪口合戦を見ていて、誰が政治に興味を持てるだろうか?
こんな悪口合戦が政治ですと言われて誰が政治を信用できるだろうか。

(3:09 PM - Jul 7, 2019)

 

こんな悪口合戦を見ていて政治に興味を持つ若者がいるとしたら、それは
「悪口に騙され易い意識高い系の人が、どちらか片側の吐く悪口を一方的に信じ込んでしまっている、というパターンだろう。

(3:09 PM - Jul 7, 2019)

 

国会が悪口合戦の場になっているのには、与党と野党の両方、そして、それらに票を投じている人達にも等しく責任があると私は思う。

(3:09 PM - Jul 7, 2019)

 

こういうと「いや、与党が悪い」「いや、野党が原因だ」という人が出て来そうだが。

「争いは同じレベルの者の間でしか起こらない」だ。

(3:09 PM - Jul 7, 2019)

 

では、こうした悪口合戦になっている政治を変え、若者(20代前半世代)の投票率を伸ばすにはどうすれば良いか。

「そういう悪口合戦は止めれば良いのでは?」という事だと思う。

(3:09 PM - Jul 7, 2019)

 

 「是非〇〇党に投票を」「□□(候補者名)に投票を」「××党には投票しないで」「●●(候補者名)には投票しないで」
言いたい気持ちは解る。

(3:20 PM - Jul 7, 2019)

 

だが、そこをぐっと飲み込んで
「対立政党・対立候補者だからこそ良い所を見付けて持ち上げる」
「支持している政党・支持している候補者の悪い所も述べる」
という事を心がけてみるのが良いのではないだろうか。

(3:20 PM - Jul 7, 2019)

 

人間、「敵(対立政党・対立候補者)の悪い所は簡単に見付けられる生き物」だが、「敵の良い所を簡単に見付けられる人間」はそうそういない。
だからこそ、対立政党・対立候補者の良い所を指摘出来る政党、候補者にこそ票を投じたいと思う。

(3:20 PM - Jul 7, 2019)

 

その意味で、投票する政党・候補者を決めるに当たって一番参考になるのは。

「支持者が支持政党・支持候補者をどう批判しているか」
「非支持者が非支持政党・非支持候補者をどう持ち上げているか」

ではないかと私は思う。

(3:20 PM - Jul 7, 2019)

 

名無しの写真家 拝名無しの写真家 拝