名無しの写真家『日々雑感』(2018/08/07)

単独で記事にするまでもないけれど何か書きたい話等は幾つかを一つにまとめて記事にしています。

フジテレビに車突っ込む 運転の男を逮捕「故意に突っ込んだ」 警視庁

2018.8.5 01:33

4日午後11時45分ごろ、東京都江東区青海のフジテレビ湾岸スタジオに、乗用車が突っ込んだ。警視庁湾岸署は、正面玄関の自動ドアを壊したとして、建造物損壊容疑で、自称、千葉県在住で職業不詳の男(36)を現行犯逮捕した。けが人はいなかった。

同署によると、男は暴れることなく自分から車を降り、「故意に突っ込んだ」と話し、容疑を認めているという。同署が動機などを調べている。

(引用元:産経新聞

本当に故意に突っ込んだのかというのが気になるニュース。

テレビ等で映っていたニュース映像を見る限りでは、フジテレビのスタジオに大した被害は無く、テレビ局の扉って結構頑丈に出来ているんだなと思った。

故意に突っ込んだというよりは、運転をミスして突っ込んでしまったのを「故意に」と強がっている様な印象を受ける。

 

天皇代替わり 公務員懲戒、免除を検討 佐川氏対象か

2018年8月7日 11時02分

政府は2019年の天皇陛下の退位と皇太子さまの新天皇即位に伴う代替わりに合わせ、国家公務員が過去に受けた懲戒処分の免除を行う検討を始めた。複数の政府関係者が明らかにした。1989年2月の昭和天皇の「大喪の礼」の際に行われ、退職後でも「名誉回復」の意味合いで適用された。同じ基準を踏襲すると、財務省の決裁文書改ざんを巡る佐川宣寿前国税庁長官らの減給処分も免除される可能性があり、政府は基準を慎重に検討する。

天皇の即位や皇太子の誕生など国民的な慶事・弔事の際に、裁判を経ないで刑罰などを消失させたり減刑したりする「恩赦」を行うのが通例。公務員の懲戒処分免除は恩赦とのバランスを取るためだ。現行憲法下で10回あった恩赦のうち、(1)52年のサンフランシスコ講和条約締結(2)72年の沖縄本土復帰(3)89年の昭和天皇大喪の礼」--の3回は、処分免除も併せて行われた。

処分免除は「公務員等の懲戒免除等に関する法律」と、内閣が定める政令に基づく。89年は懲戒処分(免職・停職・減給・戒告)のうち、減給か戒告の処分者が免除対象になった。

減給期間中の公務員の処分が免除されると給与は元に戻る。期間が過ぎていると減給分の返還は受けられないが、履歴の賞罰事項が抹消され、定昇見送り処分を受けた対象者も定昇を受けられる。

今回の免除の範囲を巡り、政府内では「前例踏襲が妥当」との意見も出ている。しかし89年の基準を当てはめると、佐川氏が3月に受けた減給処分▽6月の財務省理財局幹部らの減給・戒告処分▽昨年の文部科学省による天下りあっせん問題を受けた前川喜平事務次官の減給処分--などが免除される可能性がある。

さらに厚生労働省裁量労働制を巡る異常データ問題や、防衛省イラク日報問題での処分なども対象に浮上しそうだ。昨年から今年に多発した不祥事が安倍政権への不信を招いただけに、免除の範囲によっては世論の反発を起こす可能性がある。

(引用元:毎日新聞

2019年に行われる今上天皇天皇退位と皇太子の新天皇即位に合わせ、国家公務員が過去に受けた懲戒処分の減免を行う方針の検討を政府が始めたというニュース。

昭和天皇崩御の際に行われた「大喪の礼」の際に行われた懲戒処分の減免と同じ基準で減免すると、 今年の最初頃に世間を騒がせていた「財務省による決裁文書改ざん問題」で決裁文書改ざんに携わった関係者や、昨年起こった「文部科学省による天下りあっせん問題」に関係した人物の懲戒処分が減免対象に含まれる事になるらしい。

昨年から今年にかけて、森友・加計問題で安倍政権の信用は落ちている所が有る。そこに、天皇の即位による国家公務員の懲戒処分減免で、"過去の減免と同じ基準で"とは言え、ここ数年、安倍政権の信用失墜に繋がる問題に関与した人達の懲戒処分が減免されたら国民はどう思うだろうか?

政府には、国家公務員の懲戒処分減免について慎重に考えてもらいたい物だと思う。

 

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