だからと言って、評価が覆る訳ではない

先日書いた、東京都大田区の区議会議員、荻野稔氏の銀行口座不正譲渡事件のニュース

に、続報が入ったので記事を書く事に。

この銀行口座不正譲渡事件に関して、荻野稔議員は下記の様に経緯を説明する記事を関係各所に送り、また、自身のホームページにも掲載したそうだ。

大田区議会議員荻野稔、銀行口座不正譲渡事件の経緯書

大田区議会議員荻野稔、銀行口座不正譲渡事件の経緯書

要は、親族から「どうしても」と頼まれて仕方なくやったという事らしい。

 

これが真実なのかどうかは、その親族が表にでも出てこない限り明らかには成り得ないが、一応、本人の発表なので「事実」と捉えておこう。

前の記事でも書いた様に「これを理由に辞職する必要があるか?」と言えば「否」だろう。

だが、しでかした事がしでかした事である以上、「理由が上述の通りだからと言って、一人の(一般的な良識の無い)ネタ議員という評価が覆る訳でもない」という結論も同時について回る物だと私は考えている。

 

なお、荻野稔が所属していた政党東京維新の会」(日本維新の会系政党)

党所属の荻野区議の件について。東京維新の会は、緊急の党紀委員会を開催し、荻野区議を無期限の党員資格停止処分とすることを決定しました。様々な事情があったにせよ、あまりにも非常識で軽率な行動に対する判断です。

 

やながせ裕文 東京都議会議員(大田区)ツイート(18:27-2018年10月3日)より

無期限の党員資格停止とする、との決定を下したそうだ。

党員資格停止処分とは?

政党に留まることができ党員としての義務(党費の納入や党議拘束など)も課せられるものの、政党内において定められた期間、「役職就任権」「党の議決に関する投票権を停止される処分。

政党支部長としての資金交付も止まるなど政治活動は大きく制限される。

 

名無しの写真家 拝名無しの写真家 拝